自分のことをどう見る?

 またまたちょっと変わったお題。自分という存在はあるとして、その自分とはいったい何者であるのか。昔から哲学的に考えられたきたことでもある。難しい課題である。

 でも、ここは私なりに考えてみる。自分とはどういった人間なのだろうか?

 頑固。人の意見を素直に聞かない。言われたことはやろうとしない。嫌なこと・やりたいくないことは避けようとする。いい加減なところがある。知ったかぶりをしたり自慢したりする。はずかしがりやで人のことが気になるのに知らんぷりをする。そして、自分勝手、短気、けち。

 以上のことは自分の愚かさ、マイナスな面をざっと思いつくままあげてみた。いっぱいあるのだが、これを人から言われると腹が立つ、というのも自分だ。それほど自分にはプライドがあるからだろう。

 一方、自分の考えを持とうとする。好きなことは進んでやる。やさしく接することができる。責任感はある方。真面目な一面もある。きちんと計画を立てて取り組もうとする。わりとまめ。あいさつをしようと心がけている。趣味など長年続けてきたことがある。定年までよく働いたものだ。

 これもざっと並べてみた。これを人から言われると自尊心がくすぐられてうれしくなる。なんと勝手なものだろうか。

 何が言いたいかと言うと完全な人間はいない。逆にすべてが悪という人間はいない。だから、自分と考えが違っていても、まずひとりの人間として自分を見る。同様に他人もひとりの人間として見てといいのかな。他人も自分もどう見るかは難しい。どうしても自分のフィルターを通して見てしまうから、思い込みがものの見方をじゃましてしまうことが往々にしてあるのだ。自分は本当はどんな人間か?よくわからないところがいっぱいである。でも、こうして生かされていることに感謝!

人はそれぞれの思いで走る、生きる。